鎖骨骨折

鎖骨は肩甲骨の上部にある細長い骨です。鎖骨骨折は、骨折全体の10~15%の割合で発生しており、交通事故による全骨折中、全ての年齢の被害者に、最も頻度が高く発生しています。   34767_061.jpg

交通事故被害の中では、バイク搭乗中に被害者となるケースが多く見られます。
 

鎖骨骨折は、骨折の部位により以下の通りに分類されます。

①鎖骨遠位端骨折  ②鎖骨骨幹部骨折  ③鎖骨近位端骨折
治療方法としては、多くのケースで、バストバンド、ギブス固定による保存的治療を行ない、自然癒合を待ちます。皮膚に損傷が及ぶ場合や鎖骨の短縮が著しい場合などは、手術を行う場合もあります。
 
後遺障害としては、鎖骨遠位端骨折の場合、肩の可動域制限が生じることがあり、可動域制限の程度に応じて、12級6号又は10級10号と認定されます。
鎖骨骨折により、裸体になった時に明らかにわかる程度にまで鎖骨の変形治癒を残した場合、12級5号が認定されます。

骨折部に痛み・疼痛を残す場合には、神経症状として、14級9号(又は12級13号)が認定される可能性があります。

部位別に後遺障害を解説します

部位別に後遺障害を解説します

頭部

頭(目・耳・鼻・口)

首

肩(鎖骨)

手、肘、腕

胸、背中、腰(骨盤)

膝

足(膝を除く)

死亡事故

高次脳機能障害

遷延性意識障害

脊髄損傷

むちうち

醜状障害

大きく頭を打ち付けた際にできる怪我や障害があります

交通事故が原因で失明したり、視力が下がることがあります

むちうち・頸椎捻挫・頸椎挫傷などがあります

骨折や脱臼、神経麻痺に伴って上肢の後遺障害が発生します

手指の欠損、手指の機能障害などがあります

交通事故の衝撃は脊髄に損傷をもたらすこともあります

膝の骨を骨折してしまい、後遺障害になることがあります

下肢の後遺障害は骨折や脱臼などによって引き起こされます

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